「俺が仕事に集中するためにも、そこで両親の生活を支えてくれないか?」
……早くここを逃げ出したい!
こんにちは管理人リン・ジュです。
今回は山奥の限界集落にある義実家に連れてこられ、介護や集落の世話係をさせられているという女性のお話です。
「嫁子、ここに残って母さんの看病と家事を頼めないか?」
と夫に言われ1人残された結果
【義妹と義父母へ挨拶】結婚前の違和感を見逃した

義実家を脱出しようと思ってる。
勇気をもらうためここに書き込みました。

何があった?

何か危ない状況か何か?

レスありがとうございます。
特に差し迫って危険があるわけじゃないです。
でも2度目の失敗は絶対にしたくないです。

2度目って…。
一度脱出失敗したってこと?
ってかどこに住んでるの?
差し支えない範囲でいいから教えて

田舎です。田舎も田舎。
山奥の限界集落です。
詳しくは言えませんが、歩いて行ける距離には数件程度家があるだけです。

ヘリコプター呼んじゃえばw

そこまで大胆にやればかえって成功するかもですねw
脱出に失敗してからというもの義両親の監視が厳しくなりました。

監視って…旦那さんはどうしてるの?義両親の見方?

夫は基本的に不在なんです。
単身赴任というか別居というか…。

え、旦那さんと別居で義両親と3人暮らし?
まさかずっと?

とにかく過去の失敗も今の状況も、順番に話してみては?
そっから考えよう。

はい。ありがとうございます。
ではお言葉に甘えて最初から書きますね。
少し長くなってしまうかもしれませんが。

私は38才、夫は44才、結婚6年目で子供はいません。
結婚前の交際期間はだいたい1年くらい。
私は東京で会社員をしていて、夫は私が勤めていた会社の取引先の社員でした。
夫が会社に来るたびに会話が増えていきました。
やがて食事に誘われて私も夫を好きになったころ、彼から正式に交際を申し込まれました。
私は喜んでOKしました。
正直、年齢的に焦ってる部分もあり、付き合うときから結婚も意識していました。

食事に行ったり映画を見たり、テーマパークに出かけたりと
私たちは年齢高めだけど普通のカップルだったと思います。
だからこれほどの異常な状況に陥るなんて想像すらしなかったのですが。。

交際して半年ほどでプロポーズされたので私はもちろんOKしました。

誰よりも幸せにしたい
夫はそう言ってくれたのです。
そして互いの家族への結婚の挨拶の話になりました。

私の両親は病気によりすでに他界。
このことは付き合う前には夫に打ち明けています。
夫は

俺の実家はすごい田舎で山間の村にあるんだ。
だからまずは妹に会ってほしい
妹は都内で暮らしてるから
と要望しました。

義妹も東京に住んでることは前から聞いていました。
既婚で産休を取って赤ちゃんを育ててるということでした。
義妹の夫は海外出張で来れないということで、
義妹の夫抜きで私たちは顔合わせをしました。

私と同い年という義妹は赤ちゃんを抱いて現れました。
とてもきれいな人で都会的な印象。
ブランドのバッグを持っていました。
夫から紹介されてもなんだかツンツンして良い印象を受けませんでした。

妹の旦那は高学歴のエリートで良い暮らしをしてる
みたいな話を夫が語っていたのを覚えています。
その間義妹は無口で赤ちゃんも眠っていてとても大人しかったです。
義妹がそういう人で不安になりましたが、私も舞い上がっていたし、
頻繁に会うわけじゃないだろうからと自分自身を納得せさていました。

次はいよいよ義父母へ結婚の挨拶に行きました。
すごい山奥で、いわゆる限界集落でした。
義実家は古くて大きなお屋敷でした。

義父母はいかにも田舎の人という感じで、私を歓迎してくれました。
とはいうものの違和感を感じたことは確かです。

もう32才になるんですってね。
結婚したらすぐに子供作らないと
義父は親切でした。このときは。
でも引っかかる言い方をしましたよ。

東京の人がいきなりこんな田舎に来て
びっくりしてるだろう
まあ、すぐに慣れる
住めば都だ

いやいや、義両親勝手に話進めすぎじゃない?
初対面で地雷臭が…

私もあれっと思いましたよ。
ここに住む話なんて彼としたことなかったし。
変ですよね。
彼の様子を伺ってたのですが聞き流してるだけでした。

その時何もフォローがないなんて。
私だったらその時点で結婚考え直すかな

今思えば、あのとき最初で最後の戻れるタイミングだったのかもしれません。
それに結婚の挨拶って、そういう「儀式」みたいなもので…
その場を壊しちゃいけないって、勝手に自分を縛ってしまってたんです。
はっきりさせておけば良かったんですよね

それから半年後入籍しました。式も何もなく。
でも私はもともと結婚式にこだわってなかったし
むしろ義実家に会わなくてすむことでホッとしてました。

結婚後、夫が私が住んでた賃貸に引っ越してくることで、2人の暮らしをスタートしました。
で、しばらくは穏やかで夫婦2人の楽しい日々が続いたのですが、夫に仕事を辞めてほしいと言われました。
長く働いてきた職場だったし私が辞めれば当然収入は減ります。
私は抵抗したんですが

いつも俺のそばにいて俺のことだけを考えてほしい
支えてほしい
と言う言葉に逆らえず。

分かった。
正直もう少し頑張りたい気持ちもあるけど
あなたとの時間を大切にするね
と退職を決めました。

妻を専業主婦にすると徐々に本性出してくるんだよね。
モラの定番

そういう意味で夫はうまく立ち回っていたと思います。
私は会社を退職しましたが辞めたからといって、よくありがちな夫の態度の変化はなかったです。
家事を完璧にやれとか要求されることもなく、優しく接してくれました。
義母が突然のダウン。夫「嫁子、1人で残って看病してくれ」←え?

でもそれが急転直下する事態に。
ある日突然夫は連休を取ると義実家に帰省すると言い出し、私にも来るように言いました。
結婚して半年くらい経ってましたが、まだ一度も義実家には行っていません。
結婚の挨拶以来の帰省なので私も反対しにくく、気の進まないままOKしました。

義実家には1泊する予定でした。
昼過ぎに到着すると義父母は結婚の挨拶の日のように、にこやかに出迎えくれました。
そのまま夜までのんびりさせてもらい夕飯もいただきました。
手伝いをすると言っても断られ座っているように言われました。
そのころには私の緊張も溶け、あれこれ想像して不安になることもなかったな
ってのんきに考えていました。

次の日の午前中のことでした。
帰り支度をしていると義父が

お母さんが具合が悪いんだ
と言いました。
私と夫は寝室で休んでいる義母の様子を見に行きました。
私はものすごく不安でした。

突然胸が苦しくなったの。
休んでれば治るわ
義母はとても辛そうに見えました。

嫁子さん、本当に申し訳ないんだけど
食事の支度、頼めないかしら
本当はすごく嫌でしたがここで断るわけにはいかない。
そう思い古くて昔風の台所で昼食を準備しました。
夫が手伝ってくれて助かりました。

義母は私が煮たお粥を少しだけ食べましたが午後になってもずっと横になっていました。
すると夫が唐突に言いました。

明日は仕事でどうしても休めない。
悪いけど嫁子、ここに残って
母さんの看病と家事を頼めないか?

え?
と思わず言葉に詰まりました。

それよりお義母さん、
胸が苦しいって言ってるから
病院へ行った方がいいよ?

俺もそう思う。
風邪ならまだしも心臓の病気じゃないか心配だ。
様子見てて悪くなるようなら連れて行きたい。
嫁子、母さんの様子見てくれないか。
嫁子にしか頼めないんだ。
父さんだけじゃ家のこと何もできないし心配だ

あまりに心細くて泣きそうになりました。
私が残るしかない状況なのは分かってましたが
「うん」て言えずただうつむいていました。
そんな私の肩に夫は手を載せて

嫁子、大丈夫だよ。
とにかく仕事は早退して
明日には迎えにくるから
と言ってくれたのでとりあえずは気持ちを落ち着けようと努力しました。

一泊のはずが急に予定崩されて、しかも看病って…普通じゃなくない?

はい出た!俺は仕事あるから〜って丸投げするやつw

みなさん、たくさんのレスありがとうございます。
みなさんの予想は当たってます。続き書きますね。

夫が帰るととりあえずは家に残っていたおかずで夕食を作りました。
他人の家での料理は勝手が分からず苦労しました。
義母はまあまあ普通の量を食べていたと思います。
私にお礼を言ってました。
お風呂を掃除し義母に沸かし方を教えてもらって義父の寝床を準備して慣れない労働にその日は心身ともにクタクタでした。

深夜になり解放されて私は夫に電話しましたが出ません。
LINEもしたのですが既読にならず。
明日の予定が気にりましたが私も疲れていて就寝しました。
「自力で帰る!」と叫ぶ私に夫が放った冷酷な言葉

次の朝は早く目が覚めてしまい朝食を作りました。
義父は小さい声でお礼を言って食べてました。
義母も普通に食べてました。

嫁子さん、ありがとう。
食事おいしかったわ。
嫁子さんがこのまま
ここにいてくれたらいいのに
私が返事に困っていると、義母はあっけらかんと笑っていました。

あら、ただの私のわがままよ。
気にしないで。
嫁子さんもご飯食べたらゆっくりしてね

私は朝食の片づけをすませると義母の言葉に甘えてスマホを見ました。
仕事が忙しいのかメッセージは既読すらついていません。
夫はいつ来てくれるのだろう。
私は昼食を作り食べて片づけて夫の帰りを首を長くして待ちました。
でも夫はなかなか現れず連絡もなくだんだんイライラしてきました。
私のこともそうですが、せめて義母の様子が気にならないのでしょうか。

15時ごろ、ようやく夫から電話がありました。

ごめん、今日は仕事が終わりそうにない。
来週初めに向かえに行くよ
怒りなのかショックなのかスマホを握る手がしびれていました。

1週間なんて無理!
お母さんも大丈夫そうだし
夫君が来れないというなら私、自力で帰る!
感情のままに私が口走ると

嫁子落ち着けよ。
自力で帰るなんて無理だ。
母さんだって具合さえ悪くなけれぱ
良くしてくれるのに。
そんなに俺の実家が嫌か?
嫁子がそんなに
わがままな女だとは思わなかった
夫の言葉が深く刺さりました。
確かに義母は気をつかってくれています。
義父もちゃんと感謝してくれてます。
それなのに帰りたがるなんて夫のいうとおり私がわがままなんだ、と思いました。
私はしかたなく夫の頼みを聞き入れました。
>> 次回 第2話 豹変する義父と集落で無料家政婦の日々はこちら

コメント